筑後の環境と身体性 カラダに効くアート 展覧会概要
文化スポーツの発信地・筑後広域公園内の九州芸文館にて、芸術文化とスポーツの接点を探るべく、カラダを通して私たちの生活や社会を見つめなおす美術展を開催します。
筑後地方を拠点に国内外で活躍する3名の美術家が「カラダに効くアート」を制作、発表します。見るだけではなく、触ったり、動かしたり、入り込んだりできる体験型作品をたっぷりご堪能ください。
参加作家:牛嶋均、牛島智子、坂井存
会 期:2015年12月12日(土)〜2016年2月7日(日)
休 館 日:月曜日[ただし1月11日(月・祝)開館、翌12日(火)休館]
12月28日(月)〜1月4日(月)
開場時間:10:00〜17:00(入場は16:30まで)
会 場:九州芸文館 大交流室
入 場 料:無料
主 催:ちくごアートファーム計画実行委員会(福岡県、福岡県教育委員会、福岡県立美術館、筑後市、筑後市教育委員会、筑後商工会議所、NPO法人芸術の森デザイン会議、「ちくごJR芸術の郷」事業団)
共 催:九州芸文館美術展実行委員会、西日本新聞社
助 成:公益財団法人福岡文化財団
協 力:九州産業大学芸術学部黒岩俊哉研究室、(有)プレイグランドプロジェクト、株式会社松原組、村井啓哲、八女手すき和紙松尾陽市
会場構成:坂崎隆一 広報物デザイン:三迫太郎 企画:花田伸一(キュレーター)
「平成27年度 文化庁 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」
カラダに効くパフォーマー募集はコチラ!
※パフォーマー公募の受付は終了しました。
⬛︎エクササイズ1:カラダに眠る野生を呼び覚ませ!
牛嶋均 Hitoshi Ushijima
1963年福岡県浮羽郡生まれ/久留米市在住。美術家。1983年九州造形短期大学グラフィックデザイン科卒業。イラストレーターを目指し上京後、田中泯と出会いパフォーマンスを始める。ヨーロッパ・アメリカ等でパフォーマーとして活動後、帰国。家業の遊具製造業を営みながら、遊びの境界を拡張する表現を開始する。作品を体験できるワークショップや、国内外での展覧会歴も多く、金沢21世紀美術館(石川県)、福岡アジア美術館(福岡市)ほかに作品収蔵。
©FFAC 《人力球と玉+自転車》福岡 1995 《行くブランコ》福岡 2010 ©Keiichirou Onozawa
⬛︎エクササイズ2:日々の生活空間をカラダで捉えなおせ!
牛島智子 Tomoko Ushijima
1958年福岡県生まれ/八女市在住。美術家。1981年九州産業大学芸術学部美術学科卒業。1985年Bゼミスクール修了。高校時代に絵を描き始めて以降、常に身近な環境や自然に目を向け制作を続ける。カンヴァスより自作する絵画から、大きな布を用いたインスタレーション、地元の素材を活かしたろうそくやコマまで表現は多岐にわたる。海外での滞在制作なども多く、精力的に作品発表を行っている。
©原田千寿 《一週間だけろうそくや ケンビ》 福岡 2015 《腰曲げレットウ》 福岡 2014
⬛︎エクササイズ3:人生の重さをカラダで感じろ!
坂井存 Zon Sakai
1948年福岡県久留米市生まれ/久留米市在住。美術家。1971年日本大学卒業。日本の典型的な団塊世代サラリーマンとしてタイヤ卸業に従事するかたわら作家活動を展開。1996年頃よりゴム巨大彫刻を美術館やギャラリー等で発表。2000年頃よりゴムを背負い各所を訪れるパフォーマンスを開始。国内では国会議事堂や広島原爆ドーム、東日本大震災の被災地南相馬市等、国外では国際美術展会場を中心に韓国、台湾、アメリカ、ドイツ、イタリア、フランス等でパフォーマンスを行う。
《重い荷物》 ベナン共和國 2012 ©SERAPHIN ZOUNYEKPE 《重い荷物》ミラノ・イタリア 2015 ©真武真喜子
映像制作ワークショップ作品公開
展覧会開催に先立ち、2015年8〜11月に市民参加による映像制作ワークショップを行いました。参加者たちは3人の美術家のアトリエを訪ね、ロケを敢行。インタビューや制作現場の撮影を行い、3本の映像作品にまとめました。HP上および、会期中は展覧会場にて上映します。
牛島均 紹介映像 構成・編集・制作:芝田良倫
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牛島智子 紹介映像 構成・編集・制作:篠原優生子
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坂井存 紹介映像 構成・編集・制作:牛嶋太洋
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