生誕220年 広重展 —雨、雪、夜 風景版画の魅力をひもとく—
江戸後期の浮世絵師・歌川広重(1797-1858)は「東海道五拾三次」シリーズや江戸名所絵などの風景版画で人々に親しまれています。
本展では、広重生誕220年にあたり、代表作「東海道五拾三次」シリーズほか、江戸や全国各地の名所絵など、主要な版画作品約150点を紹介し、広重の特徴ともいえる繊細な自然描写やユーモラスな人物描写など、広重の風景世界に迫る内容となっています。
会期:2017年12月16日(土)~2018年2月4日(日)
会場:九州芸文館
※1月28日(日)は20:00まで(入場は閉場の30分前まで)
入場料:一般800円(600円) 高大生500円(300円) 小中生300円(100円)
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方およびその介助者は無料
主催:九州芸文館美術展実行委員会
共催:西日本新聞社
キャッチコピー・イラスト:しりあがり寿(漫画家)
デザイン:マツダヒロチカデザイン事務所
展示作品
《東海道五拾三次之内 蒲原 夜之雪》 1832-33年頃
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《東海道五拾三次之内 庄野 白雨》 1832-33年頃 |
《東海道五拾三次之内 御油 旅人留女》 1832-33年頃 |
《東海道五拾三次之内 箱根 湖水図》 1832-33年頃
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《東海道五拾三次之内 宮 熱田神事》 1832-33年頃 |
《東海道五拾三次之内 由井 薩埵嶺》 1832-33年頃
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《東海道五十三次之内 鞠子》 1842年 | 《五十三次名所図会一 日本橋 東雲の景》 1855年 |
関連イベント
◆オープニング記念イベント
講師:神谷浩(名古屋市博物館副館長) 12月16日(土)
①浮世絵の専門家によるギャラリーツアー
本展会場をまわりながら、専門家による作品解説をお楽しみいただけます。
時間:10:00〜(※開会式終了後スタートします) 会場:展覧会場
申込不要 参加無料(※ただし本展観覧券が必要です)
②浮世絵を学ぶー記念講演会「北斎と広重 ~比べて分かる名作のからくり」
北斎と広重の作品を比較しながら、それぞれの作品におけるキーワードや鑑賞のポイント、魅力を読み解きます。
時間:14:00〜15:30 会場:教室工房3・4
定員:80名(先着順・申込不要) 参加無料(※ただし本展観覧券もしくは半券の提示が必要です)
◆木版画ワークショップ「冬の風景」 ※終了しました。
木版画ならではの彫りの面白さや広重作品にも見られる「ぼかし摺」技法を教わりながら、冬の風景をテーマにはがきサイズの作品を制作します。
講師:豊田直子(木版画家)
日時:12月24日(日)10:00〜15:30(※昼休憩あり) 会場:エントランスギャラリー
定員:15名(先着順・要申込)
対象:小学校4年生〜大人(小学生は保護者同伴)
参加費:1,500円 持参するもの:彫刻刀・水彩絵具(透明 or 不透明水彩)・筆(3本以上)・パレット・筆洗
※汚れてもよい服装でご参加ください。※昼食は各自ご準備ください。
◆アクロス・ミュージアムコンサート「音楽への旅—和と洋、弦の共演」
曲目:サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」ほか
出演:DIVA(箏/みやざき都 ヴァイオリン/工藤真菜)
日時:2018年1月13日(土) 第1部13:30~ 第2部15:00~(各回 約30分)
会場:エントランスギャラリー
参加無料 申込不要 先着順 主催:(公財)アクロス福岡
◆落語家×歴史家トーク「江戸の旅と人々の生活」
江戸時代の宿場町や街道など、人々の旅事情や生活文化について、当時の大衆芸能「落語」とレクチャーで分かりやすくご紹介します。
【落語】お楽しみ(当日の会場の雰囲気により決まります!)
【レクチャー】「江戸時代の街道と宿場町の豆知識」
【対談】落語家と歴史家による江戸の旅トーク
講師:落語/柳家さん光(二ツ目) レクチャー/守友隆(北九州市立自然史・歴史博物館学芸員)
司会:花田伸一(キュレーター/佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授)
日時:1月21日(日) 14:00〜16:30 会場:教室工房3・4
定員:80名(先着順・申込不要) 参加費:1,000円
◆しりあがり寿スペシャルトーク!「弥次喜多からたどるマンガ道中」
江戸時代のサブカルチャー“浮世絵”。しりあがり寿の漫画で描かれた弥次さん喜多さん珍道中の話から、現代のサブカルチャー“漫画”について、独自の観点から語っていただきます!
講師:しりあがり寿(漫画家/『弥次喜多 in DEEP』ほか)
日時: 1月28日(日)18:30〜19:30 会場:教室工房3・4
定員:80名(要申込・応募多数の場合は抽選)※好評につき、若干名追加募集決定!
参加費:1,500円 ※参加者には本展招待券をプレゼントします。
九州芸文館「しりあがり寿スペシャルトーク!」イベント係
〈申込締切り〉1月12日(金) →〈第ニ申込締切り〉1月19日(金)消印有効
◆筑後を知ろうーまち歩き「筑後の江戸を訪ねて」
広重展を鑑賞後、郷土史家によるガイドのもと薩摩街道や羽犬塚宿場町ゆかりの地を訪ねます。
講師:江里口充(筑後市郷土資料館館長/筑後郷土史研究会会長)ほか
日時:1月20日(土) 13:00〜16:30 集合:九州芸文館 解散:MEIJIKAN(羽犬塚駅前) 散策地:羽犬塚周辺
定員:15名(先着順・要申込) ※定員に達したため、お申込み受付を終了しました。
参加費:1,000円(羽犬塚駅までの交通費は別途)※参加者には本展招待券プレゼントします。
〈申込締切り〉1月18日(木)
※悪天候の場合、中止することがあります。
◆学芸員によるギャラリートーク
学芸員が展覧会の鑑賞ポイントをお話しします。
日時:1月8日(月・祝)、2月4日(日) 14:00〜14:45 会場:展覧会場
申込不要 参加無料 (※ただし本展観覧券が必要です)
◆摺り体験!
《東海道五拾三次之内 蒲原 夜之雪》(はがきサイズ)を摺って持ち帰ることができます。
日時:会期中できます。 会場:展覧会場内
参加費:200円(先着順・申込不要)
※時間帯によっては混雑する場合があります。
撮影コーナー
広重の美しい風景版画の中の登場人物になって記念写真を撮りませんか。
撮った写真は「#芸文館広重展」でSNSに投稿してください!
申込方法:電話(九州芸文館 0942-52-6435)もしくは「申込フォーム」よりご応募ください。
最新情報は館内入口・本展Facebook ページにて
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