地域とともに歩む芸術文化交流施設
『地域』の豊かな歴史や風土を通じて幸福を実感できる施設を目指します。そのために、芸術文化、歴史や自然を通じて『地域』の新たな魅力を発見するとともに、広域的な交流、さらにアジアや世界の多様な価値観との交流を図ることで、新たな創造力や活力につながる「芸術文化交流拠点」として『地域』とともに歩み続けます。
そこで、「芸術文化」「体験」「交流」を三本の柱にした事業活動を進めてまいります。
芸術文化拠点として、美しい自然環境と洗練された建築やアートの要素に囲まれた空間で、筑後地域や九州にゆかりの深いアーティストの作品とともに、国内外のすぐれたアートにも触れられる機会を提供します。
また、展覧会と連動して、さまざまな世代の人々が参加し、体験できるアートプログラムを展開することで、日常的に芸術文化を楽しむきっかけをつくるとともに、芸術文化の教養や創造力の育成を図ります。
筑後地域の伝統工芸やアートを用いた地元発案型の企画事業を積極的に支援することで、地元住民や芸術家たちの創作活動の場、発表の場を提供します。
参加体験型アートプログラムから定期的に開催される美術・陶芸教室、筑後地域の伝統工芸を学べる体験教室など、子どもから大人まで、楽しみながら学べる参加型の体験プログラムを展開します。
また、矢部川流域の自然や文化についての体験学習プログラムやワークショップも幅広く提供します。学校教育や生涯学習の取り組みなどとも連携を図ることで、地域の歴史や文化、自然環境の大切さなどを五感を通して学べる場、地域文化や自然環境の受け継ぎの場を提供します。
公園内に新幹線駅を有するという交通利便性を活かし、広域的な誘客が見込めるプログラムを企画し、筑後地域のお祭りやイベントと連動した取り組みを行います。さらに、そうした機会を通じて伝統工芸などの地域産業や観光などを積極的に情報発信していきます。
また、芸術文化を通じて、周辺施設や地元事業者・商店街・市民団体などとのネットワークを育成し、新たなイベントや関連事業を実施することで、地域産業の活性化や新たな地域産業の創出に寄与する取り組みを進めて行きます。
アジア諸国との交流の場を設け、グローバルな人材育成の取組みと筑後地域の情報発信を積極的に進めます。