本講座では文化芸術と私たちの生活、ひいては社会との関わりについて考えます。
複雑かつ多様化した現代社会において、文化芸術や文化行政* の意義はより広くなっています。
また、文化芸術とは一見、無関係と捉えられる社会的事象とアートが新たにつながることで化学反応が起こることも考えられます。社会のあらゆる場面を文化芸術の視点から模索し、私たちの社会と文化芸術、文化行政について一緒に考えてみましょう。
本プロジェクトは2014 年度から取り組むアートマネジメントプログラムの一環であり、主に文化芸術を支える人、九州芸文館のある筑後地域の文化と人々とを橋渡しする人に向けて展開しています。
- 主催:ちくごアートファーム計画実行委員会(福岡県、福岡県教育委員会、福岡県立美術館、NPO 法人芸術の森デザイン会議、ちくごJR 芸術の郷事業団 他)
- 共催:九州芸文館美術展実行委員会
- 助成:公益財団法人福岡文化財団
- 企画:関岡絵梨花(福岡県文化振興課学芸員)
- 企画協力:花田伸一(キュレーター/佐賀大学大学院地域デザイン研究科准教授)
- 広報物デザイン:穴瀬聖
プログラム内容
第1回 教えて!シリーズ1
アートってなに? 美術館やギャラリーの外で展開される芸術とは?
地域や社会、ネット上など、表現の世界は多様に拡張し続けています。今回は特に地域の中で展開される表現活動を取り上げ、その事例などを紹介します。
- ゲスト:花田伸一(キュレーター/佐賀大学大学院地域デザイン研究科准教授)
- 日程:10/29(日)
- 時間:14:00〜16:00(現地)
- 会場:九州芸文館 教室工房5
- 定員:20名(現地)
- 申込〆切:10/26(木)
第2回 実際にどんなことをやっているの?
事例紹介1 AIR プロジェクト『京都:Re-Search』って何?!
京都府で展開していたアーティスト・イン・レジデンス事業『京都:Re-Search』について、その特徴的な取り組みや運営体制、予算の仕組みなどを紹介します。
- ゲスト:八巻真哉(アートプロデューサー/元・京都府文化芸術課)
- 日程:11/26(日)
- 時間:14:00〜16:00(現地)
- 会場:福岡県立美術館 視聴覚室
- 定員:20名(現地)
- 申込〆切:11/22(水)
第3回:教えて!シリーズ2
文化行政って私たちの生活にどう関係があるの?
皆さんは自分のまちの文化施策を知っていますか?
中間セクションを担う県や市町村の文化行政の役割とは? 私たちの生活にどう関係しているのか学んでみましょう。
- ゲスト:大澤寅雄(文化コモンズ研究所代表・主任研究員)
- 日程:12/17(日)
- 時間:14:00〜16:00(現地)
- 会場:福岡県立美術館 視聴覚室
- 定員:20名(現地)
- 申込〆切:12/14(木)
第4回:実際にどんなことやっているの?
事例紹介2 熊本市現代美術館の『ご用聞き』とは?
プロジェクト『ご用聞き』を立ち上げたプロセスや、その活動内容などを紹介します。
- ゲスト:日比野克彦(アーティスト/熊本市現代美術館館長)、岩崎千夏(熊本市現代美術館副館長)、熊本市職員
- ファシリテーター:花田伸一(キュレーター/佐賀大学大学院地域デザイン研究科准教授)
- 日程:2/11(日)
- 時間:15:00〜17:00(現地)
- 会場:九州芸文館 教室工房5
- 定員:30名(現地)
- 申込〆切:2/8(木)
- 全て参加無料
*全回もしくは特定の回だけの参加可
- 対象:地方自治体(県や市町村)職員、文化施設職員、NPO 職員、そのような仕事に関心のある社会人・学生など(現在そのような仕事に関わっていない方も歓迎!)
- 会場:九州芸文館(福岡県筑後市大字津島1131)/福岡県立美術館(福岡市中央区天神5-2-1)
受講方法
- 現地(講義+グループ交流会)
- オンライン視聴(講義のみ・後日アーカイブ配信)
*1か2のどちらかを選択し、申込フォームよりお申込みください(①現地は先着順)。
お申込みフォーム:https://forms.gle/cH1Xeeg9puq5jGnS6
問い合わせ
- ちくごアートファーム計画実行委員会事務局 担当:関岡・宮原
- TEL:092-643-3383(福岡県文化振興課内)
- Mail:kgc@kyushu-geibun.jp
ちくごアートファーム計画 Webサイト&SNS
- Facebook:https://www.facebook.com/chikugoartfarmproject/
- Instagram:@caf__195
- Twitter:@ChikugoArtFarm
- Web:https://geibun-art.studio.site