九州芸文館(筑後広域公園芸術文化交流施設)


コレクティヴちっごPRESENTS 真冬の汽水域

コレクティヴちっごPRESENTS 真冬の汽水域

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九州芸文館では、5月から8月にかけて「コレクティヴと考える―パンデミック以降の地域文化活動アートの可能性」が開催されました。そこでは、新型コロナウイルス感染拡大によって大きく制限されることとなった人が「集まる」ということをテーマに、専門家とインドネシアのコレクティヴによるオンライン・トーク、そして応募によって集まったメンバーが九州芸文館で実際に対面しながら、地域での文化活動の実践を目指す「コレクティヴちっご」という2本の企画の中で、この時代の人々の交流やアートの可能性を探っていきました。

本企画は、そのうち「コレクティヴちっご」の活動成果をご紹介するものです。参加者は5月から継続的に話し合いを重ねながら筑後への理解を深め、自分たちがどのように地域文化に関わっていけるのかを考えました。その後、オンライン・トークで聴講した、アートが暮らしとゆるやかに結びつくインドネシアでの事例なども参考にしながら、実践活動として地域文化の担い手への取材を行いました。本企画ではメンバーがこれまで取材を行ってきた「ITOBA」「黄櫨の会」「まつばらベリーファーム」「緑の機能性研究所」という4 つの団体をご紹介するとともに、ノンクロン(おしゃべり)をはじめとするイベントを通して、人が「集まる」意義を見つめ直します。

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況によって、変更・中止する場合があります。最新情報は本ウェブサイトもしくはFacebookをご確認ください。

ITOBA 久留米絣や博多織といった伝統工芸からモダンアート、デザイン、テキスタイルまで、繊維芸術に携わる九州全域の表現者たちが集うグループ。展覧会による作品発表や、制作実演、ワークショップなどの開催を通して、人々が繊維素材とその手仕事の世界に触れ合う機会を創出している。
黄櫨の会 1997年に設立された、八女地域を中心に活動する自分史を読み書き語り合う生涯学習の場。約100名の会員がおり、毎月学習会を開催している。文集を年3回刊行し、その数は2021年12月時点で72号に達する。自費出版物を蔵書する「自分史図書館」を持ち、個人の人生とその視座から見える地域文化をアーカイヴしている。
まつばらベリーファー 2001 年にスタートしたイチゴ農園。筑後市への移住とともに、会社員から農家への転身を果たし、夫婦2人でイチゴの栽培をおこなっている。2010 年頃からは、当時の筑後ではまだ珍しかった手作りジャムへの加工によってフードロスを抑える取り組みなど、地域での先駆的な活動も行ってきた。
緑の機能性研究所 久留米市で長年培われた植木生産の技術を活かし、ギンバイカなどの樹木から蒸留されるエッセンシャル・オイルを用いた「香り」による町おこしを行っている。植木生産者や緑化関係者などが知識と経験、アイディアを持ち寄りながら、樹木の栽培から商品の研究開発、販売まで幅広く手掛ける。

プログラム

活動成果の展示

各団体の活動や作品などを含め、実践活動として「コレクティヴちっご」が行ってきた、地域文化の担い手への取材成果を展示します。

申し込み不要

ノンクロン(おしゃべり)しよう!

ノンクロンとは、インドネシア語で仲間と集まり、ただおしゃべりをするような行為を指す言葉です。ここでは、取材を行った団体の方々と「コレクティヴちっご」のメンバーがおしゃべりをしながら、コロナ禍における人々の交流の可能性などについて考えていきます。一般の参加者の方も会話にご参加いただけます。

申し込み不要

ITOBA
ワークショップ「型紙を用いたステンシル(刷り込み染)」

型紙の上から模様を染める刷り込み染を体験します。

申し込み不要

ITOBA
ワークショップ「組紐制作体験(ストラップ制作)」

糸を斜めに交差させ組み上げる組紐の技法を体験します。

申し込み不要

ITOBA
ワークショップ「甘木絞りで作るミニバッグ制作」

財布などが入るミニバッグに針と糸で模様を絞ります。

申し込み不要

コレクティヴちっご
交流イベント「お散歩トーク」

ボランティア・ガイドと九州芸文館周辺をおしゃべりしながら歩きます。

要申し込み

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まつばらベリーファーム
ワークショップ「親子deクッキング」

地域のフルーツを使ったジャムとスコーンをつくります。

要申し込み

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緑の機能性研究所
ワークショップ「EM菌を使った生活術・お風呂、洗濯、台所に」

暮らしの中でのEM菌活用法をお伝えします。

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〒833-0015 筑後市大字津島1131(九州芸文館内)
TEL:0942-52-6435
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