福岡県立美術館コレクション展 工芸のちくご―歴史と暮らしとものづくり
筑後地域では、豊かな自然と人々の暮らしから多様な工芸品が育まれてきました。本展では、久留米絣や小石原焼などの筑後地域で作られた工芸品や、鹿児島寿蔵や豊田勝秋ら筑後地域ゆかりの作家の工芸作品を展示いたします。工芸品には暮らしの中での用途があります。使っていた人の姿や、自分が使っているところを想像することで、作品の新たな見方が生まれることでしょう。工芸と身近な暮らしをつなぐ手掛かりとして、展示室の一角には、独自の視点で収集した陶磁器や人形などを眺めたり、使ったり、壊れたものは新しい形に作り替えながら楽しんでいる筑後の彫刻家、新庄良博さんのコレクションを展示します。本展覧会では福岡県立美術館が所蔵する筑後ゆかりの工芸作品約40点と現代美術家の視点で選ばれた作品から、地域文化の一様相をご紹介するとともに、暮らしの中で工芸を楽しむ道しるべを提示いたします。
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新庄良博
1951年福岡県筑後市生まれ、在住の彫刻家。大型の木彫作品を中心に発表する傍ら、日用品や玩具なども制作。現代作家の陶芸作品や古い陶磁器を蒐集するだけでなく、古びた郷土玩具や川で拾った陶片なども独自の視点で集め、生活の中に取り入れながら楽しんでいる。
日々の暮らしの中で工芸品を楽しんでいる新庄良博さんから、本展出品のコレクションにまつわるエピソードや、暮らしの中で実践できる新庄さん流の工芸品の愛で方をお話しいただきます。
参加無料(※ただし本展観覧券が必要です)/申込不要
参加無料/申込不要(※先着順)
学芸員が展覧会の見どころをお話しします。
参加無料(※ただし本展観覧券が必要です)/申込不要
※イベントの内容を変更する場合があります。
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