「筑後アート往来」は、九州芸文館における芸術文化交流拠点性発揮事業として2015年(平成27年)から開催されています。今年度は福岡と釜山のアーティスト交換滞在事業と地元の若手アーティストによるグループ展「藝術生活宣言ーだって楽しいんだもん!」を開催いたします。
韓国・釜山から福岡に来てレジデンスをおこなったビョン・ジェギュウの個展と、福岡から釜山にレジデンスをおこなった乃美希久子の滞在記録展を同時開催します。
Elegy for the Remains: Cinamomum camphora, mixture, 2017
Nomi Kikuko Document in Hongti Art Center in Busan, 2017
2018年2月11日(日・祝)〜3月11日(日)
休館日:月曜日[ただし2月12日(月・休)開館、翌2月13日(火)休館]
10:00〜17:00
九州芸文館 教室工房1・2
ビョン・ジェギュウは韓国釜山を拠点に活動するアーティストおよび研究者で、実験映像的インスタレーションなどを制作しています。今回は釜山文化財団の推薦により九州芸文館にて滞在制作をおこない、自然と人工の融合をテーマにした新作を発表。
(画像)
※参考写真
ビョン・ジェギュウ (卞 在 奎/Jaekyu Byun)
1975年韓国釜山生まれ、釜山在住。日本の京都精華大学でも映像を学んだ。主に実験映像インスタレーションを制作。最近は映画装置と知覚的メカニズムの関係をテーマに制作。
個展は2011年 Space Bandee(釜山)での「Light Cone」など4回、近年の企画展では2014年ロンドン韓国文化院、2013年韓国国立現代美術館開館企画展、同年ソウル国際ニューメディアフェスティバルなど。受賞歴に2011年釜山青年美術賞、2006年学生映像コンテスト BACA-JAでグランプリ、ソウル国際実験映画祭でKT&Gサンサンマダン賞など。
◆メッセージ
今回の滞在制作展において、福岡と筑後市にお住まいの多くの方々の配慮と激励によって可能になったと思います。展示までの進行や滞在環境についてもたくさんのご協力のおかげで、全く不便なく、落ち着いた環境で素早く結果を展示する事が出来ました。特に今回の作品制作にはいつも暖かく見守ってくださった久良木さんご夫妻に心より感謝申し上げます。
福岡を拠点に活動するアーティスト。2017年9−11月に釜山のホンティアートセンターにてレジデンスをおこないました。滞在中の記録と制作した作品に関するドキュメント展示を、ビョン・ジェギュウ展と同時期に開催します。
乃美 希久子 (のみ きくこ/Nomi Kikuko)
◇個展(抜粋)
2016 「Nomi Kikuko Exhibition」 Calamari Inc., 福岡
2005 「Project for actual art 004」 art space tetra, 福岡
2004 アートの現場・福岡VOL.16「空き家」 福岡県立美術館
2003 「寝床」 MODERN ART BANK WALD, 福岡
◇主なグループ展
2006 「愉しき家」愛知県立美術館
2005 「FISSION PRODUCTS」FUTURE PROSPECTS, フィリピン
2005 「倉敷現代アートビエンナーレ・西日本」 加計美術館, 岡山
2005 「Aesthetics/Dietetics」 ベルガモ近代美術館, イタリア
◇レジデンス
2017 ホンティアートセンター, 釜山, 韓国
◆メッセージ
一往来で426km、七往来すると2982km、福岡市からたった213km、されど213kmの初めての韓国、釜山ホンティアートセンターへ滞在した記録です
ビョン・ジェギュウ、乃美希久子、生島国宜、天野百恵、加藤笑平、國盛麻衣佳
○ビョン・ジェギュウ展/乃美 希久子 レジデンス記録展についてのオーガナイズ
(福岡県、筑後市、九州芸文館、筑後市美術協会、筑後市観光協会)
レジデンスコーディネーター:シム・ウヒョン(九州産業大学造形短期大学部)
ディレクター:宮本初音(ART BASE 88)
協力:釜山文化財団、MEIJIKAN、WATAGATA Arts Network、久良木 壽啓・久良木 一女ほか
広報デザイン:クルール
https://www.facebook.com/chikugoartourai/
「ちくごJR芸術の郷」事業団
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