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このたび九州芸文館では、インドネシアの現代美術家ヘリ・ドノ(1960-)を招聘し、1ヶ月間の滞在制作プログラムと展覧会を開催いたします。ヘリ・ドノは、インドネシアの伝統的な影絵芝居ワヤン・クリを用いた作品で知られ、その独特のユーモアと鋭い社会批評性によって強烈な個性を放つ、インドネシアを代表する現代美術家の一人です。彼は作品制作において、常に社会に対して厳しい批評的態度を保ちながらも、時に軽く、時に滑稽にその問題について語り、物事の両面性を描き出します。
1960年、ジャカルタ生まれ。ジョグジャカルタ芸術院で美術を学び、その後、ジョグジャカルタのダラン(影絵芝居の人形遣い)のスカスマンに師事し、インドネシアの伝統芸能である影絵芝居ワヤン・クリを学ぶ。インドネシアの伝統的な芸術様式の要素を取り入れながら独特の世界観を構築し、鋭い社会批評性を持った作品で知られる。1990年代初頭から広く国際的にも評価され、長年インドネシアの現代美術界を牽引してきた。
会場:九州芸文館入口前
主催:福岡アジア美術館、(公財)福岡市文化振興財団、九州芸文館
1954年福岡県生まれ。九州大学文学部卒業。専門はアジア近現代美術史。福岡市美術館準備室から同館学芸員、1999年には学芸課長として福岡アジア美術館開設に携わり、「第1回福岡アジア美術トリエンナーレ1999」などを企画。2002年から18年間、九州大学大学院人文科学研究院教授として教鞭をとる。2021年4月より北九州市立美術館館長。
東京外国語大学非常勤講師。専門はインドネシアの現代文化・文学。1995年に国立インドネシア大学文学部に留学。以後、年に二度はジャカルタを訪れ、下町のコミュニティーで地元の人々のお世話になりつつ生活。映画、ノベル、雑誌など、ポピュラー・カルチャーのテクストの編まれ方、消費のされ方、グローバル化やデジタル化のなかでの変容を日々観察している。
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